暮らしの風水

玄関はあらゆる運気が入ってくる場所となるため、運気のいいお住まいにするためには玄関に特に気をつけなくてはなりません。 玄関に傘立てや靴、子どものおもちゃなどが散乱していたり、汚れていたりすると、運気が入りにくい家になってしまいます。そのため、玄関は常に片付けておき、キレイな状態にしておくとよいでしょう。

人はドアを開けた時、最初に見た物の気を強く吸収します。そのため、ドアを開けて最初に目に入る位置に花や観葉植物などを置いておくとよいでしょう。また、美しい風景の写真や絵などを飾るのもよいでしょう。 玄関マットは、家の中に悪い気が入ってくるのを防ぎ、旺気だけを家の中に入れる機能がありますので、玄関には必ず敷くようにしましょう。また、鏡は増幅の効果をもたらすアイテムなため、太陽に向けて配置すると、「陽」の気を増幅してくれます。ただ、鏡には跳ね返す作用もありますので、ドアに向けて配置すると、入ってきた旺気を跳ね返してしまうので注意が必要です。

【玄関における風水のNGポイント】

・靴の出しっぱなし
靴を何足も出しっぱなしにしておくと、玄関から入ってくるさまざまな縁を踏みつぶすことになります。玄関には靴を置かず、下駄箱にしまうようにしましょう。

・犬の置物
玄関のどこであろうと犬の置物を置くことで、風水では直ちに凶相になると言われています。犬が悪気だけでなく、旺気と呼ばれる良い気までも追い返してしまうためと言われています。そのため、玄関には絶対に犬の置物を置くことは控えましょう。また、人形やぬいぐるみも旺気を吸収してしまうので、置くのは控えた方がいいでしょう。

・ドライフラワーやアートフラワー
“死んでいる花”を置くと玄関に陰気がこもり、運気を枯らすことになるのでドライフラワーやアートフラワーを飾るのは避けましょう。

・傘や傘立て
湿気は悪い気を引き寄せてしまうので、雨に濡れたままの傘を玄関の中に置くのも良くありません。傘や傘立てはできるだけ玄関の外に置き、玄関に入れる場合には傘が乾燥してからにしましょう。傘立ても水がたまらないように水切りの良いステンレス製のものにするか、水の陰気を中和する陶器製のものを選ぶようにしましょう。