リフォームの基礎知識

住居には必ず一定の周期でメンテナンスが必要となります。メンテナンスを怠ると外見にととまらず、使い勝手や耐久性にも影響が及びます。そのため、計画的にメンテナンスを施して、住居を快適な状態で長くもたせるようにしましょう。
外回りに関しては、瓦やタイルといった耐久性の高い素材を除くとおおよそ15〜20年程度が塗り替えや葺き替えのタイミングの目安となります。内装についても、10〜15年程度でクロスやフリーリングの痛みが目立つようになってきますし、設備機器についても10〜15程度で老朽化に伴う不具合が目立つようになります。


屋根
【化粧ストレート】部分補修…5〜6年ごと／塗り替え検討…7〜10年／葺き替え検討…15〜20年
【瓦】部分補修…5〜6年ごと／葺き替え検討…20〜30年

外壁
【モルタル下地吹き付け】補修、塗り直し…7〜10年ごと
【サイディング】補修…5〜7年ごと／塗り替え検討…10〜15年

内装
【床（フローリング）】張り替え検討…15〜20年
【床（カーペット）】張り替え検討…5〜10年
【壁・天井（ビニールクロス）】張り替え検討…約10年

設備
【キッチン・バス・トイレ】取り替え検討…10〜20年
【ガス給湯器】取り替え検討…10〜15年
【コンセントなど電気設備】取り替え検討…15〜20年
【給排水管】補修、洗浄…5〜10年ごと

建具
【玄関ドア・室内ドア】取り替え検討…15〜20年
【サッシ】取り替え検討…15〜20年

躯体
【土台・床組み】補修、補強検討…20〜30年
【柱・梁】補修、補強検討…20〜30年